今日は、ぞくぞく月のハックション日。つまり、クリスマスイブのこと! サンタクロースのかわりに、心やさしいモンスターたちがプレゼントをくばります。
古い郵便局と小さな公園のあいだにあるホテル。そこは人間が知らないモンスターだけのホテルです。
そこに泊まるモンスターたちが繰り広げる,クリスマスイブの出来事が描かれています。
出てくるモンスターがユニークです(心優しくて,全然怖くありません)。
人間のお尻に,こっそりしっぽを付ける妖怪「しっぼぼ」。ねこまたの「おたまさん」・・・。
恐がりのくせに,「おばけ」や「モンスター」が好きな息子は,とても面白かったようで,特に3人の「こあくま」がお気に入りでした。
日常の生活のほんの隣にあるように見える異世界。いつか,自分もそこに行けると思っていても,決してそこには行けない。
この作品は,そんな魅力的な世界がモンスター・ホテルとして描かれています。
柏葉さんの名作ファンタジー「霧のむこうのふしぎな町」を久しぶりに読んでみたくなりました。 (ウルトラのぱぱさん 40代・パパ 男の子7歳)
|