多くの童話を発表し、若くして亡くなった新美南吉の選集の1冊です。表題作のほかに、10作を収録しました。美しい言葉と表現で、詩を楽しむように読める作品です。 ○新美南吉童話選集5点(ひとりで読むなら小学校低学年くらいから) 「ごんぎつねとてぶくろ」ほか1作、「あかいろうそく」ほか6作、「がちょうのたんじょうび」ほか9作、「こどものすきなかみさま」ほか9作、「こぞうさんのおきょう」ほか10作
収録作品=こぞうさんのおきょう/かんざし/おとした一せんどうか/一ねんせいたちと ひよめ/ついていったちょうちょう/たけのこ/くまのこ/さとのはる、やまのはる/うぐいすぶえをふけば/おしのせみ/まつのすきなおじいさんのはなし
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少し大型の絵本なので、鈴木靖将さんのとてもほのぼのとした愛らしい絵がマッチしていていいなあと思いました。山寺の和尚さんが病気になったので代わりに小僧さんが檀家へお経を読みに行きました。途中出あったうさぎと遊んでいると、お経を忘れてしまいました。うさぎから教えてもらった「むこうの細道ぼたんが咲いた 咲いた 咲いた ぼたんが咲いた」と代わりのお経を可愛い声で歌いました♪檀家の人たちは、驚いたけれど、くすくす笑い出している姿がとても素敵だなあと思いました。読んでいても楽しかったです。新美南吉の優しさも伝わってくる作品でした♪ (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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