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どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

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したて屋リセロット

したて屋リセロット

作: ナディーヌ・ウォルター
絵: カンタン・グレバン
訳: 宮本佳枝
出版社: ひさかたチャイルド ひさかたチャイルドの特集ページがあります!

税込価格: ¥1,430

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作品情報

発行日: 2008年11月
ISBN: 9784893257239

28×23cm・25頁

出版社からの紹介

ベルギー気鋭の作家、カンタン・グレバンの絵本

ねずみのリセロットの手は、小さいけれどとても器用。
森の動物たちの注文どおりに上着や靴下やマフラーを上手に仕立ててあげました。まだ作っていないのは、恐ろしいおおかみの帽子だけ。リセロットは勇気をふるっておおかみのところへ出かけますが…。

したて屋リセロット

ベストレビュー

あたたかな友情物語。

この時期になると、特に絵本選びに熱が入ります。
なぜって・・・年長さんにとっては、幼稚園最後の読み聞かせになり、
当然ながら、良い絵本を選びたいと考えるからです。
そこで、推薦したいのがこの絵本。

したて屋のねずみのリセロットは、小さいけれどとても器用。
ねずみたちの服を、注文があれば、
どんなものでも素晴らしい服に仕上げてくれます。
ところが、ねずみたちの服を全部作ってしまったので、
仕事がなくなってしまいました。
そこへ、なかよしのもぐらが言いました。
「どうして、ねずみの服しか作らないの?」

リセロットは体が小さくて、
自分よりも大きな動物たちの服を仕立てることが出来ません。
でも、小さい体で頑張るリセロットをみて、
森の仲間たちが助けてくれるようになるのです。

ひとりでは出来ないことも、
仲間と協力すれば出来る素晴らしさを教えてくれる絵本です。
年長さんには、こんなともだちをたくさん作ってほしいと思います。

カンタン・グレバンの絵は、淡く優しい絵。
動物たちも可愛い。
おはなしにぴったりです。

最後に仕立てることになるおおかみは、迫力満点。
なぜって、おおかみの鼻の上にいるリセロットが、
あまりにも小さく、今にも食べられそう。
ちょっと、どきどきしました。
でも、とても紳士的でした。

サンタさんからのプレゼント。
今でも娘の本棚に大切にしまっています。
(多夢さん 40代・ママ 女の子12歳)

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