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おるすばんのなずなに、ママが目鼻を描いておいていったたまごが、とつぜん「あそんだげようか」となまいきな口をきき、あやとり、紙飛行機、絵描き歌など、つぎつぎに遊びをくりだします。親子のきずなと、室内での遊びの豊かさが伝わる絵本。
「がくどう」やお母さんとの「こうかんノート」など、普段絵本ではあまり見かけない言葉が出てきて、お母さんが仕事をしている親子向けのお話かなと思いきや、身近なものを使ってできる楽しい遊びが満載で、家で何で遊ぼうかなぁと悩んだときに、ぜひ!!というものがたくさんありました。
あやとりの手品や、新聞紙を使った紙でっぽう、ちらしで作る紙飛行機、えかきうた。
全部、なずなちゃんとおかえりたまごが一緒にしたものなのですが、ふたりのやりとりがテンポよくおもしろくって、いいコンビなんです。
早速息子と近くにあった新聞紙とちらしを使って一緒に作ると大喜び!紙飛行機も二種類の作り方が載っているので、どっちが飛ぶか競争したり、紙でっぽうは、意外にも息子の方がパンッ!といい音がなって、くやしがっている私を見て、息子は喜んでいました。
最後に、お母さんとの交換ノートのお返事が描かれているのですが、二人のやりとりにジーンときます。
お話全体を通して、温かいものが伝わってきました。 (ハリボーさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子2歳)
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