クリスマスイブ、身も心も凍えきったひとりぼっちの男の子が、クリスマスイブに見た夢はやさしいおかあさんの夢。目がさめると暖かな毛布もかけてあった! いちばん嬉しいプレゼントだった。「サンタさん、ありがとう。」 逆境にあっても、だれもがいつもやさしい目に見守られている・・・。 絵は、全体が温かな光につつまれ、ていねいに描かれた、緑の色調の実に美しいクリスマス絵本。
フランスの、孤児が一人で、パンやりんごを盗んで生きています。サンタなんか自分のところへは来ない、と荒れた気持ちになりますが、その夜、寒くて寝ていた少年には毛布がかかっているのです。サンタに感謝し、りんご売りのおばあさんを今度は手伝います。そしてお礼に、そこの家で温かい食事やりんごを頂きます。
優しい心が素敵な環境につながります。
ただ、サンタさんが家族や家をくれたほうがもっといいけど、、、まあ毛布だけでもいいのかな。最後のページは文字がなくておばあさんの家の暖炉の前で食事している絵なので、想像が広がりますね。 (えみりん12さん 30代・ママ 女の子7歳)
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