我が息子、おしっこに行くのは苦手だけど何故か「うんこ」をするのは大好き!
いつも自分のした「うんこ」を自慢気に報告してくれます。
この「自慢気」というのが大きなポイントではないでしょうか。おかげでいつも快便です。これは本当に絵本の力なのです。
「うんこのえほん」シリーズは、「うんこをすることは恥ずかしい事ではない」という事を一環して伝えてくれています。
うんこにネーミングをつける事でうんこを観察したり報告できるようにし、毎日の生活とうんこの関わりを教えてくれ、学校でも気持ちよくトイレに行けるように教えてくれ・・・。
自分の子どもの頃を思い出すと、こんな絵本が欲しかったとつくづく思ってしまいます。
そして第4弾は 『うんこダスマンたいそう CDつき』。こちらはおなかの中のうんこに「出て来い!出て来い!」と語りかけるように楽しくからだを動かす体操を、わかりやすく絵本に。そしてCDには唄が入っています。
すでに多くの保育園や小学校で実践されていて、CD化を望む声に応える形で完成した今回の絵本。嬉しそうに体操をする子ども達が、終わった後に「うんこに行きたくなった!」と自慢気にトイレに駆け込むのだそうですよ。そんなエピソードを聞くにつれ、作者の村上さんのなさっている活動が本当に素晴らしいものだと思えてくるのです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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