愛する雌の狼、ブランカを助けようとしてわなにかかった狼王ロボの物語。
動物の生態をもとに、そこから生み出されるドラマをいきいきと描いたシートン動物記。 名作として名高い動物文学の傑作が、絵本になりました。
(新シリーズ 絵本版 シートン動物記)
私は子供の頃にシートン動物記を読んだ事がなかったので、
今回子供と一緒に初めて読みました。
シートン動物記というのがノンフィクションではなく、シートンの創作も入っているということを差し引いても、
野生の動物の姿に迫るものがあり、
人間と同様に動物にも心があるということがひしひしと伝わってきました。
そして昔(といっても100年位でしょうけれど)は人間の生活環境の周辺には小型動物だけでなく、大型の野生動物も多く存在したということが分かります。
人間の生活、生命を脅かす獰猛な動物達との闘いが、
身近に感じられるような内容でした。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子6歳)
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