ずっと家族のように暮らしてきたねこのゴロジ。ぼくの家族が引越すことになったある日、ゴロジがきえた。ぼくたちに、あいさつもなく。ゴロジが見つからないまま引越しの時が近づいて・・・。「ぼく」のゴロジへの想いがあふれる、心温まる1冊。
引っ越しに伴い、飼えなくなってしまったペットのネコ。
ペット不可のところへの引っ越しが決まって、どうしよう・・・と悩む家族。
すると敏感に感じ取ったのか、ネコの方からいなくなり・・・
何だかとても切ないお話です。
親の方は、「仕方ないね」という言葉を建前に、内心ほっとしているのかもしれないな・・・なんて深読み。
でも子供の方は納得出来ませんよね。
だから一生懸命になっている姿は健気で、ネコが見つかることを一緒に願っていました。
ラストはこれで良かった、とは言えないのですが、それでも見つかったことには一安心でした。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子7歳)
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