「苦海浄土」の作者と「水俣の図」の画家の協力で生まれた絵本。不知火海に死んでいった生きものたちの声が、読む人の心を打ちます。第32回小学館絵画賞。
図書館で5歳児が飾られていたこの本を持ってきて
「読んで」と言ってきました。
絵に惹かれたようでした。
正直、タイトルから内容も想像され、
文章も長かったので5歳児に読むにはきついなと
思い、途中何度か「やめようか」と聞いたのですが、
「読んで」というので最後まで読みました。
途中からは、読んでいる私の方が
続きが気になったのもありますが、
それでも次々と死んでいくのが恐ろしかったです。
方言もあり、言葉もわかりにくかったので
きっと5歳児は内容はわからなかったと思います。
それでも、何か伝わったのではないかと
読み終わったとき子どもの表情を見て感じました。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子7歳、男の子5歳)
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