うさぎのましろは、おいしいにんじんや水のたっぷりある小屋にすんでいました。けれど、なにかものたりません。「あみの外はどんなだろう」…ある月夜の晩、ましろは大決心をします。あたたかなはりえ絵本。
まっしろうさぎの「ましろ」。
「ましろ」は、おいしいにんじんときれいなおみずがあるきれいなお部屋で暮らしています。きれいなお部屋に満足していましたが、ただひとつ・・網の中の世界しか知らないので網の外に出たいな・・と考えた「ましろ」。ある日、網を破って外に飛び出します。
しかし、ワンワン吠える野犬に追われ必死ににげる「ましろ」。
危険がいっぱいの外の世界。おいしいにんじんもきれいなおみずもない外の世界。
ある朝、太陽のやさしいひかりで目が覚めた「ましろ」。
葉っぱから落ちてきた朝露を飲んでみると、「おいしい!!」そして、はじめて食べた葉っぱもおいしい。
ましろは、外の世界のすばらしい事を次々見つけていきます。
うさぎのふわふわとした毛並みの感触が伝わってくるようなすばらしい絵本です。
勇気を持って踏み出す事のすばらしさを教えてくれます☆ (ふわっとさんさん 20代・その他の方 )
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