動物村に風に飛んでミトンが落ちてきた。動物たちがせんたくやさんのあなぐまモンタンのところへ届けにきます。さて、だれが落としたのか?実は風の精の子が、星をみがく練習をしていたときに、うっかりおとしたものでした…。
最高にファンタスティック。美しいメルヘン。
茂市さんはどの話も、甘くなりすぎず大人も楽しめる上品なメルヘン・ファンタジーを描かれる方ですね。
いずれの登場人物も、人のものを欲しいとか(笑)ちょっと図々しいところがあるのが綺麗になりすぎない秘訣かなぁと思います。リアルな感情ですよね。
このシリーズを読むのは2冊目ですが、これで欲しい!と思いました。
娘が幼年童話を通り越してたっていい、何度でも何歳でも楽しめると思いました。
風の子のミトン、ステキなことに使われます。そして村人の使用法もそれぞれ。
どんなに気分下降してたって、美しい夢を見させてくれる素敵なお話。 (てぃんくてぃんくさん 30代・ママ 女の子8歳)
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