ゴリラを描かせたら並ぶ者のないアンソニー・ブラウン。彼が描くこの絵本は、12月17日に世界同時封切のピーター・ジャクソン監督『キング・コング』に多大な着想を与えた。
アンソニー・ブラウンならではの絵本です。
内容からするとヤング・アダルト絵本でしょうか。
リメイク版の「キング・コング」の映画を絵本化したのではなく、アンソニー・ブラウンのイメージの「キング・コング」が映画に影響を与えたとか。
この絵本は、まさに絵本になった映画そのもの。
アンソニー・ブラウンがゴリラに寄せる思いがこもっています。
しかし、この絵本でキング・コングはダーティ・ヒーロー扱い。
人間の側が主役です。
ちょっぴり意外性も感じながら、アンソニー・ブラウンの描く絵に魅了されること間違いなし。
ストーリーについては、あえて書きません。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子13歳)
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