犬と少年の美しい愛情を描いた不朽の名作。
いせひでこさんが絵を描いているということで手にした本ですが、絵に立ち止まることなく物語に飲み込まれてしまいました。
知っている物語なのに、何度でも読む人の心を魅了してやまない名作だと思います。
ネロとパトラッシュの純粋な心はとても崇高です。
物語を読み終えてから、あらためていせさんの絵を追いました。
悲しいほどに清らかなラストに向かって、いせさんの絵の存在感が展開していくように思えました。
ルーベンスの絵と、絵を描くことが物語のプロットしてあるだけに、いせひでこさんは適任だったと思います。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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