智恵子の心の病にもめげず、変わらぬ愛を貫いた光太郎の人生をつづるストーリーまんが。
このシリーズ、小2の息子とかなりハマって読んでいます。
漫画ではありますが、事実に基づいて描かれているのと、
漫画自体も変に崩したイラストとかではないので、内容に集中して
読み進めることが出来ました。
高村光太郎と言えば、詩のイメージだったのですが、
本職は、彫刻家や画家なんですね。
本名が、光太郎と書いて(みつたろう)と読むこと、
十和田湖畔にある乙女の像が、光太郎の作品だったこと、
妻の智恵子が、晩年、うつ病だったことも、この本を読むまで知りませんでした。
息子は、学校の音読用の教材の詩集で、高村光太郎の名前だけは
知っていたようで、その詩の作者という角度から読み進めていったようです。
考えてみれば、作品を知る上で、その作品の作者のことを知るということは、
より作品を深く見ることが出来、良いことだなと思います。
光太郎が智恵子を生涯愛し続けた姿に、感動しました。 (どんぐりぼうやさん 30代・ママ 男の子8歳)
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