何十年も昔から額ぶちの中にいる描かれた美しい少年。ある日、この少年と一匹のリスが出会った。リスと少年の心あたたまる淡い思い。画家がずっとあたためてきた不思議な世界を渾心の力で描いたファンタジー絵本。
後書き
海辺で漁師が、一枚の絵を拾った。少し汚れていたが、彼は、その絵がとても気に入り、家に持ち帰った。
そして、ていねいに額装した。
「少年の肩に寄りそうリス」
その絵は、今も海辺の漁師の家に飾られている。
少年の顔は美しく惹かれてしまいます
大きな家に飾られていた 額の中の少年が 主人公で リスが現れて リスにイリスと名付けるのです
絵を描いた田口智子さんは、 とても写術的に描いてられて幻想的でした
フクロウが 登場するのですが・・・リスの天敵で 少年はハラハラしているようでした
とうとう家が壊されて 海を見るのです 開放感があふれて
いつまでもこの リスを大切な友達だと信じているのですね
もし 漁師が この絵をひらって今も飾っているならば この漁師はロマンにあふれた 漁師だと思いました
子供には なかなか わかりにくい絵本ですが・・・
抽象的ですから
又興味のある方は 読んでみてください (にぎりすしさん 50代・その他の方 )
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