お昼寝をしたいうさちゃん。でも、まわりがうるさくて、なかなか寝付けません。「うるさいなあ、何の音?」と、うさちゃんはその音の原因を探し当てます。くまさんが大工仕事をしていたり、ねずみの楽隊が練習をしていたり、音の出所はいろいろ。場所を変えてお昼寝しようと努力するうさちゃんを、最後に音を出していた張本人たちが訪ねます。でも、この訪ねた理由がとっても素敵。みんなのおかげでうさちゃんは、やっとすやすや眠ることができました。
しかけ絵本・どんぐりもりのおはなしシリーズの一冊。このお話では、うさちゃんのお昼寝を邪魔してしまう音の出所を探すためにしかけが利用されています。彼らが出していた音のおかげで眠れなかったうさちゃんが、最後に彼らのおかげで眠れたこと…、幸せな気持ちでお話を終わり、子供たちもホッと安心することでしょう。サイズが縦横13センチ×15センチのボード絵本(厚紙の絵本)。 ――(ブラウンあすか ;絵本ナビ オフィシャルライター)
シリーズ第4作目は、お昼寝の邪魔をする音の出所をさがすうさちゃんのお話。ねずみの楽隊がなかなか小粋です。見どころは最終ページでしょうか。やっとすやすや眠れたうさちゃんを、友だちが見守ります。ここに感動したのはわたし。ベッドで寝息を立てるうさちゃんに、娘もわたしもホッとしました。お昼寝前におすすめの一冊かもしれません。 (ムースさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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