
人びとを怖がらせている鬼を退治しようと、兵隊が鬼の城を攻めますが、簡単に追い払われてしまいます。そんな時、ぺにろいやるという小さな男の子が「ぼくが、引っ越してもらうように頼んでこよう」と、おもちゃを持って鬼の城へでかけていきました。「こどものとも」初期の傑作。

主人公なのに最初から出てこないので、ぺにろいやるって誰?と思いながら、読み進めました。まわりからどう思われていようと、読者が混乱しようと自分のやり方で鬼を退治してぺにろいやるはすごい!と思いました。自分にも相手にも正義があり、相手を動かす方法は一つじゃないということに改めて気付かされました。 (ままmamaママさん 40代・ママ 女の子12歳、女の子8歳、男の子6歳、女の子4歳)
|