セキレイの夫婦が郵便受けの中に巣をつくりました。郵便屋さんが手紙を入れようとするとセキレイは大さわぎ! やがて郵便受けの中から、かわいらしい鳴き声が聞こえて……。
「幼児絵本ふしぎなたね」シリーズ。
ロシアの作家による短編「セキレイの手紙」を原作とし、
再構成された作品です。
ある日、家の郵便受けにキツツキがやって来て、穴をあけ、
そこにセキレイのつがいがやって来て巣作りをするストーリー。
そこの家族も郵便屋さんも、郵便は手渡しとして応援するのですね。
郵便受けに絡む蔦がどんどん伸び、時間の経過も伝わってきます。
淡々としたナレーションですが、はたこうしろうさんの絵は、みんなの表情を描き出しています。
なるほど、表題に納得です。
小学生くらいから、このほっこりシーンを味わってほしいです。 (レイラさん 50代・ママ )
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