しゃがんで見つけたあかちゃんの木。おかあさんの木はどこにいるのかしら。……秋になれば、おかあさんと同じ色に色づきます。大きくなあれ、小さなあかちゃんの木!
どんぐりや果実のタネ、銀杏など、庭に落とした小さな粒が目を出したとき、草花と背丈を競いながら、健気に伸びているのを発見したとき、思わず感動してしまいます。
木の生命力の偉大さを痛感してしまいます。
でも、繰り返し紹介される小さな木に、「私がお母さんですよ」と応えられる大木は、改めて素晴らしいと思います。
小さな命を見過ごさない眼、自分が親だという自負が無くては、出せない言葉のような気がしました。
子どもは勝手に育つのだと、放任する親からは出てこない言葉なのではないでしょうか。
小さな木からひとつ教わりました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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