1978年、南米ガイアナ。人民寺院の集団自殺は900人以上の死者を出した。
この地獄から奇跡的に逃げ延びた少女ジェリーは、長じて人類学者になり、調査のために
再びガイアナを訪れる。そこで出会ったのは、古の伝説に語られた「銀の民」
「銀の感覚」(感情の触覚)をもつ銀の民の長サラーフは、ジェリーの心の傷に触れ、
過去の清算へと向かわせる。
しかし、「銀の感覚」を狙う者の影がふたりに忍び寄る。
幻覚剤テレパシン、炭疽菌、CIA、予言者ハヌッセン……。
ジェリーと銀の民は巨大な陰謀のなかに置かれていた。
ジェリーはサラーフ連れてアメリカに戻り、陰謀に立ち向かう。
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