ある晩、お絵描きをしていたはろるどは、ふっと月夜の散歩がしたくなりました。 そこで、むらさきのくれよんで月を描き、散歩する道を描き、散歩にでかけます。 はろるどは、むらさきのくれよんを使って自分で描く世界を旅していきます。野原を進み、森を抜け、海へ。浜辺に上陸、山に登り、街を描きます。 ベッドで眠りたくなったはろるどは、部屋を描き、ベッドを描き・・・。
むらさき色のクレヨンで描いた世界へ楽しい旅に出かけます。空想と現実が交錯する子どもの心理、幼児の想像の世界を自然に展開していきます。
はろるどが大きなむらさきいろのくれよんで描きながら、月夜の散歩にでかけます。自分で月を描いたり、道を描いたり、ビルを描いたり・・・自分で思ったと通りのシーンを描きながら進むはろるど。本当にうらやましくなります。
はろるどはピンチになっても大丈夫。「はろるどはあたまがいいし、むらさきのクレヨンをもっている」というセリフが大好きです。
夢があって、本当に素敵なストーリーです。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子7歳、男の子5歳)
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