アフリカのエチオピアの昔話です。
アルハという若者が、ご主人のハプトムから、凍えてしまうような
冷たい風の吹いているスルタ山の一番高い峰の上で、一晩中、
毛布もかぶらんで、着物も着ないで、つったったまんま、それでも
死なずにおることができるものだろうか?と、賭けをしました。
アルハは、物知りのおじいさんの協力もあって、無事に死なずに
生還できたのですが、ハプトムから約束の品物は、屁理屈をつけ
ていただけませんでした。その屁理屈と同じようなことをして、
人々に理解させて約束の品物を手に入れたお話でした。
アルハは、物知りのおじいさんを尊敬して信じて勇気をもって
行動したからこそ手に入れることが出来たのだと思いました。
アフリカの人は、長老を大切にするんだと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
|