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むかし、からすのからだはまっ白でした。そこで、ふくろうのそめものやさんに、そめてもらおうと。
昔はカラスの色は真っ白でした。他の鳥が大変綺麗な色をしているので羨ましくて、聞いてみると、ふくろうが染めものやをしていると聞きました。カラスはいろいろな色に染めてもらうのですが、どれもこれも気にいりません。最後には怒って、色の染料のつぼをぶちまけます。ところが色がたくさんまざってカラスの色は真っ黒になってしまうという民話です。絵は切りえ風です。他の鳥の綺麗な模様に見ていると楽しいです。ふくろうも大変おしゃれですし。。短いお話ですが、わがままを言ってはダメですよ的な教訓も盛り込まれていて、読みやすいと思います。 (ななみやさん 20代・ママ 女の子2歳)
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