※この紙芝居は分売していません。「日本の妖怪ぞろ〜り」セットでご購入下さい。
山おくにいるのっぺらぼうのばけものは、村の若者にばかにされてから、 つぎつぎに村人たちの目玉をとって、自分の体にうめこんだ。
のっぺらぼうがめだらけに変わったのは、若者たちのいたずら心でした。
人の目を奪い取ることに、喜びを見つけてしまったのっぺらぼうの狂気は、犯罪に手を染めてしまった人の心に通じるものがあるのかも知れません。
越えてはいけない境界線を越えてしまうと、見境なく身をおとしめていくことになるのだと、この紙芝居を見ながら感じ入ってしまいました。
ただ、怖いとか面白いとかで終わらせたくない紙芝居です。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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