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二つの国の国境をそれぞれ守っている年寄りと若者の兵隊は、 ふとしたことで仲良くなった。戦争が起きて敵同士になった二人は……。
原作は小川未明です。
堀尾誠二さんが紙芝居の脚本に起こしています。
元の話がかなり昔のものなので、架空の国の戦争の仕方がとても古い戦いの仕方でした。
若者が先に行ってしまい、年老いた兵士のほうが生き残る。
なんともつらい話でした。
戦争は大きな国と国との戦いですが、人と人は語り合い、友情をはぐくむことが出来るはずだと、未明は言っているのでしょうか。
この紙芝居を子どもたちに見せるなら、高学年以上の子どもたち向けだと思います。
絵ははっきりしていて遠目がききます。 (てんぐざるさん 50代・ママ 女の子23歳、女の子18歳)
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