春のめざめから、オスの求愛とメスの産卵、卵からの稚魚のふ化と成長など、 里山の田んぼを舞台にしたメダカのたくましい生命のドラマを紹介。
メダカに関する図書がいろいろありますが、それぞれに特色があって本選びの楽しさを感じることができました。
この本は「観察ブック」とありますが、飼育や自由研究的な観察ではなく、日常の中にメダカがいる人向けの本の装いです。
解説を押し付けられるのではなく、数多くの写真の中で飼っているメダカを見直すような本です。
小さくて敏捷性のあるメダカたちは、日常の中で癒しでもあります。
なんだか、メダカたちから見つめられているような本でした。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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