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障害のあるともこちゃん、世界大会で銀メダル 少女の奇跡のようなできごとが、みんなの心に種をまきました。この絵本には、スペシャルオリンピックスの精神が息づいています。 認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本 理事長 有森裕子
スペシャルオリンピックスというものを、私は知りませんでした。
知的発達障害のある人に、スポーツの機会を提供する団体だそうです。
ともこちゃんは、ダウン症です。
耳が不自由なともこちゃんのおかあさんが、
ラジオを通じ、スペシャルオリンピックスの存在を知ります。
一生懸命に体操の練習を続けたともこちゃん。
9歳になって、スペシャルオリンピックスの世界大会に、
体操選手として選ばれるのです。
すごい。9歳で!?と、思いました。
折りしも、我が娘も9歳。
なんだか、とても恥ずかしく思いました。
一生懸命に頑張れるということは、
たとえ障害を持っていてもいなくても、すごいことだと思いました。
銀メダルをもらったともこちゃん。
きっと、これからの人生において、自信につながったにちがいない。
この絵本を通じ、「スペシャルオリンピックス」というものの存在を、
少しでも多くの方々に、知ってもらうということは、
とても有意義なことだと思います。 (多夢さん 40代・ママ 女の子9歳)
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