10さいになった盲導犬のステラは、ときどきミスをするようになった。 あかねさんは「ドンマイ、ステラ」とはげましてくれる。・・・ステラは引退の年になった。
盲導犬ステラ。
目が不自由なあかねさんとの出会いから、いっしょに生活をした日々、そして年老いて引退(別れ)のときまでのお話です。
犬の話は子供たちとよくしますし、盲導犬の存在も知っている子供たちなので、真剣に耳を傾けてくれました。
盲導犬という大きなテーマの中で、盲導犬の仕事はパートナーを守ること、守ることができなくなったときは引退のときなのだという細かい部分まで教えてくれる絵本です。
読み終わると、4歳の下の息子は、涙を浮かべて抱きついてきました。「なんかこのお話悲しい〜」だそうです。うちにも犬がいるので、愛犬との別れを想像してしまったのかな?優しい心を持ってくれているなぁ、と親ばかながらに、その姿に感激しました。 (環菜さん 20代・ママ 男の子6歳、男の子4歳)
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