じゃぐちをあけて、さあ、はじまり。指ではじいて、チュッ。コップにあてると水の風船。スプーンを入れると宇宙船。……水のふしぎな形がつぎつぎと生まれます。
水道の蛇口。
あければ、当然水が出てきます。
この絵本も、水しか出てきません。
奇抜なものは、なにも出てこないのです。
それなのに・・・なんて不思議なのでしょう!
コップに水をあててみる。
スプーンを入れてみる。
スプーンを逆さにしてみたら・・・
水はまるで生き物のように、いろんなものに変わっていきます。
この絵本を読んだ子どもは、まっすぐ台所へ向かうはず!
台所が水浸しになる前に・・
子どもを叱ってしまいそうになる前に・・
コップやスプーンを持って、お風呂場へ行きましょう。
そして、思う存分実体験をさせてやりましょう。
子どもと一緒に、たっぷり不思議を楽しみましょう!
しんぐうすすむさんの絵本は、リアルを超えていますね。 (ちゅら。さん 40代・ママ 男の子12歳)
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