
おまえの胸の奥にある小さな友だちのたねを育ててごらん…。子どもが読めばにっこにこ、おとなが読めばほっかほか。みんながシアワセになるための大切なヒントが描かれている、深い余韻を残す感動の絵本。

たねまるは、木の妖精。
たまくすのきのおじいさんから生まれました。
ひとりぼっちだった たねまるは、ともだちをプレゼントして欲しいとおじいさんにお願いすると、
「むねのおくにある ちいさなともだちのたねを そだててごらん」と言われます。
ともだちの種とは、誰かを喜ばせると どんどん育って、花を咲かせるという。
誰かが誰かを笑顔にして、その誰かがまた、誰かを笑顔に。
笑顔が伝染して、いつのまにか、たくさんのともだちが出来ていました。
たねまるの ともだちの飛び切りの笑顔が、とても素敵でした。
卒園する子どもたちへ。
小学校に行っても、ともだちの種を育てて、
「にっこにこ♪」の笑顔で、たくさんの花を咲かせてほしい。 (多夢さん 60代・ママ 女の子24歳)
|