バスと小さな女の子の心やさしいメルヘンいなかの村と町の間を、年をとって古くなった小さな赤いバスが走っていました。
バスにはたったひとつだけ楽しみがありました。
それは、晴れた日には必ず赤い風呂敷包みを持った小さな女の子が乗ってくること。
女の子は、病気のお母さんに代わって、お父さんにお弁当を届けに行くのです。
そんなある日、バスは故障して修理に出されることになって…。
年を経たバスと、家族思いの女の子のふれあいを描いたものがたり。
現代絵画でも活躍している画家、高羽賢一の新しいのにどこかなつかしいイラストが必見!
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