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翻訳絵本についてインタビューしました!
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少年の遊び場は、がれきに埋もれ、鉄条網にかこまれていました。ある日、小さな緑の葉が芽生え、 少年の世界は変わりはじめます。いのちの再生を描く、人間の希望の物語。
戦争で少年が遊んでいた街は、全ての家が破壊されてがれきの山となってしまいました。そのがれきの片隅に、小さな緑の葉を見つけた少年は
毎日世話をして懸命に生きようとしている小さな葉っぱと共に生きる希望を見つけました。葡萄の木は鉄条網を伝って大きく広がり、やがて子供たちの緑の遊園地になりました。兵隊に葡萄の木も草花も全て引き抜かれてしまっても、再びがれきの中から小さな緑の葉が芽ばえて生命力の威力を感じました。葡萄の木に希望と勇気をもらってどんな状況の中でも生きようと努力したいと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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