三谷亘はゲームが好きな小学5年生。幽霊が出るとウワサされるビルに忍び込んだ亘は、光を放つ謎の扉を目撃する。扉の向こうは見知らぬ異世界“幻界”だった。突然襲った出来事により、自らの運命を変えたいと強く願った亘は、平穏な日常を取り戻すために、冒険の旅に出るのだった……。勇気と感動をもたらすファンタジー超大作!
ゲーム好きな、小学5年生、亘(わたる)が主人公。
ある日、平凡だった生活に少しずついろんなことが起こってきます。
それは、亘にとって決してよい出来事ではなく、人生を変えたいと強く
願う亘に、思いがけずそのチャンスが訪れます。
転校生、芦川との出会いがそのチャンスを亘に与えたといっていいでしょう。
これは、シリーズ1作目ということで、亘が人生を変えられるかもしれない
冒険へ旅立つまでの序章となっています。なので、今、亘の身の回りに
起こっている不可思議な現象はなんなのかわからないままに話が進んで
いきますので、途中、?マークを連発しながら読み進めることになりますが、
後半、シリーズ2作目に続く、急激な展開があり、話が盛り上がってきます。
主人公がゲーム好きだということで、ゲームの世界を連想させる展開が
多々あるように思います。
是非2作目も読みたいと思います。 (どんぐりぼうやさん 40代・ママ 男の子11歳)
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