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1月15日の夜、福の神を呼び寄せる子どもたちの歌声が、雪深い手向(とうげ)の集落にひびきます。 山形県羽黒町手向に伝わる「サイの神」(1月)
土田義晴さんの絵と、冬の行事らしい雰囲気にひかれて手にとりました。
「塞の神まつり」という行事を知らなかったのですが、全国随所で行われている行事らしいこと、その祭りも様々であるらしいことを知りました。
塞の神は、行路の安全を守る神だったのが、縁結びや出産、幼児守護などの神としての性格ももつようになったといううんちくも得ました。
絵本では、山形県の庄内地方で行われているお祭りが描かれていますが、子どもたちが年中行事として、楽しみ行動に自覚を持っていく清々しさを受け取りました。
年を経て、行事も様変わりしていきます。
コロナ禍を経て、今はどのようになっているのか、読み終えて気になりました。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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