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やまださんは、おくやや行きのバスの運転手です。お客さんが少なくて、バスは明日から廃線になってしまいます。 25年もバスで通った道を、山の上からながめて、やまださんは悲しくなりました。 「だれでもいいから乗ってくれたら、バスはなくならないのに」。そのつぶやきを聞いていた動物たちがいました……。 あたたかな木版画でレトロな風景を描いています。
私が小さいころ版画の絵ってなんだか怖いという印象を持ってました。
力強くて印象的だけど、なんだかさびしいというか怖いというか。
でもこの本はとってもやさしい絵になっていました。
きつねの親子やくまの親子
みんなの表情がとってもやさしい印象です。
時々少し色があるのも印象的です。
娘は版画とか、絵のタッチとかより
ストーリーで「こんなバスいいね」と
何度も読んでともってきます。
とくにおばあさんのひざの上の子ギツネが
とっても好きなんだそうです。
(はらっぱコロコロさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳)
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