むんむん、むしむし、暑い夏のある日、4百万匹の蜂の大群がチクチク村に飛んできた。これは大変! ピクニックもめちゃくちゃ、お百姓さんも逃げ出す。ブンブン、ワンワン、ウォンウォン、チクッ! 村じゅう蜂だらけで大騒ぎ。村の人たちは集まって、どうしたらいいか話し合った。
4百万匹の蜂の大群を村総出で退治する一大スペクタクル作品。退治の方法はパン屋さんから提案されました。お百姓さんが協力して、村人みんなが手を貸します。お料理好きな人はパンを焼き、イチゴジャムを作りたい衝動に駆られますよ。4百万匹の蜂の運命はいかに!? そのスケールの大きさに読者は息を飲むことでしょう。ページをめくる最中に思わずジャム・サンドが食べたくなる、食欲をそそる絵本です。 ――(ブラウンあすか)
おおきなジャム・サンド?とんでもない、でっかいでっかいジャイアント・ジャム・サンド!400万匹のハチの大群駆除作戦とは?
夏のお話ですが、この季節に活動が活発になる蜂もいるということで、お薦めします。
タイトルから想像もつかない、一見開き目の四百万匹の蜂の大群。
息子は、5歳の時に一度刺されてから、蜂はかたきです。
一目見て、「ゲ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!」でした(笑)。
さてさて、村を挙げての蜂の大群問題。
話し合いの結果、蜂退治の始まり始まり〜。
ジャイアント・ジャム・サンドの罠を仕掛けることに。
どんだけぇ〜!って、いう大きさのジャムパンの製造工程に爆笑です。
「確かに、ジャイアントだわ〜」と息子がため息交じりでポツリ。
丁寧なパン生地つくりから、スライス、運搬まで大笑い。
テーブルクロスを敷いた上にスライスパンを乗っけるあたり、さすが〜お行儀の良いイギリスのお話だ〜、と思ったら最後のおちに繋がっていました。
サンドウィッチというからには上のパンは?と思ったら、そー来ましたかぁ〜(笑)。
百週間の鳥の大宴会、見てみたいな〜。
見開きいっぱいの迫力ある絵・リズミカルな楽しい文章(きっと原作はたくさんの韻をふんだものなんでしょうね)に、明るく楽しい気分で
読めました。
息子も、してやったリ的な顔をして笑っていました。
奥付を読んだら、なんと作者のロードさんは、パン屋さんの息子さんだったそうで、も一度笑っちゃいました。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子12歳)
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