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ピンクとスノーじいさん

ピンクとスノーじいさん

  • 絵本
作: 村上 康成
出版社: 徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2000年09月
ISBN: 9784198612450

出版社のおすすめ年齢:5歳〜

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みどころ

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ピンクとスノーじいさん

出版社からの紹介

●ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞 ヤマメのピンクが迎える初めての冬。それは、動物も魚もおなかをすかせる厳しい季節だった。ある日、イタチに襲われたピンクを助けようと、大イワナのスノーじいさんは…。暗くて寒い冬から、光あふれる春への場面展開が感動的な絵本です。

※2013年、「ヤマメのピンク」シリーズが「国連生物多様性の10 年日本委員会(UNDB-J)」 推薦「子供向け図書」
(愛称:「生物多様性の本箱」〜みんなが生きものとつながる100 冊〜)に選定されました。

ベストレビュー

自然の厳しさを教えてくれる物語。

月並みな言葉ですが、すごくいい話でした。
前に姉妹編の作品「ピンク」を読んでいたんですが、それよりずっと印象的。
ボローニャ国際児童図書展グラッフィック賞受章作品です。
何かの賞をとったから、お薦めなのではなく、ほんとにしみじみくる良さがあるから賞もとったんだ。と、いいたい。
春に生まれたアヤメの「ピンク」が、寒い冬の川で、春を待てずにウロウロしていると、イタチに襲われてしまう。その時大イワナのスノーじいさんはイタチに飛びかかり、ピンクを助けてくれる。ピンクはおかげで一命をとりとめ、春を迎えることが出来た。でも、スノーじいさんは・・・。
助けてくれたスノーじいさんの死にも気付かず、春を喜ぶ脳天きなピンク。そんなのあり〜?って、人間感情では思うけど、他の生物の感覚ではこういうものなのかな、って気もします。
自然界の厳しさや儚いなさが伝わってくる物語です。
(てんぐざるさん 30代・ママ 7歳、3歳)

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