
ハードカバーの絵本です。縦 25.6 x 横 20.8 x 厚さ 1(cm) 言語:英語

おうむはみどり、きんぎょはあかい・・・動物はそれぞれ自分の色を持っていますが、カメレオンだけは周りの色に合わせて色が変わってしまい、「自分の色」がありません。 カメレオンは自分の色を持てないことを嘆いていました。
あるとき、カメレオンはもういっぴきのカメレオンに出会い、悲しみを共有します。 もういっぴきのカメレオンはいいます。 「でも、ぼくら いっしょに いて みないか?」 「いく さきざきで やっぱり いろは かわるだろう、だけど きみと ぼくは いつも おんなじ。」 そこで二匹は一緒に暮らし、一緒に緑になり、紫になり、黄色になり・・・。 (翻訳作品より転載)

二人で一緒なら、周りがどんなに変わっても、いつも同じでいられる・・・ そんな単純で、そして本質的なことを気付かせてくれる作品です。 自分の色がないカメレオンは、自分の色を持とうとしてずっと葉っぱの上で暮らすのですが、季節が変わって葉っぱの色が変わってしまうのです。自分の色にこだわっていたカメレオンが考え方を変えることで幸せになります。その発想の転換にははっとさせられます。 登場するカメレオンは実に可愛くてシンプルでカラフル。視覚的にも楽しめる、美しい作品です。 (翻訳作品より転載)

英語の勉強が始まった息子と一緒に、自分も学び直したいと思っています。まずは好きな絵本の英語版なら読みやすいだろうと、いろいろと探しています。
こちらはレオ・レオニの『じぶんだけのいろ』の英語バージョン。シンプルな文章ばかりなので、とても読みやすかったです。いろんな色の英語がわかったり、inやonなどの前置詞が理解しやすくなっているところがいいなと思いました。
小さい子が英語に初めて触れるのにも適した絵本だと思います。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子15歳、男の子12歳)
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