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おうい雲よゆうゆうと馬鹿にのんきさうぢやないか
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おうい雲よゆうゆうと馬鹿にのんきさうぢやないか

詩: 山村 暮鳥
出版社: 童話屋

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本体価格: ¥1,250 +税

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作品情報

発行日: 2009年03月
ISBN: 9784887470903

B6

出版社からの紹介

山村暮鳥の有名な詩は「いちめんのなのはな」です。
「ポケット詩集」の3巻目に入っています。
「いちめんのなのはな」という詩句が24もくり返されることで、
まるで菜の花畑に佇んでいるような気持ちになります。

「おうい雲よ……」でも、このくり返しが多用され、五、六行の詩が「おなじく」というコトバで接続されて、
一人連詩を読んでいるような、回り灯籠の絵を見ているような気分になります。きっと山村暮鳥という詩人は
深い息を吐きながら、短い詩をぽつ、ぽつ、ぽつと口から吐きつづけたのでしょう。

「こども」という詩では

  山には躑躅が
   さいてゐるから
   おつこちるなら
   そこだらうと
   子どもがいつてる
   かみなり
   かみなり
   躑躅がいいぢやないか

と始まり、「おなじく」を何回もくり返し10回目に

  こどもが
   なき、なき
   かへつてきたよ
   どうしたのかときいたら
   風めに
   ころばされたんだつて
   おう、よしよし
   こんどとうちやんがとつつかまへて
   ひどい目にあはせてやるから

と結んでいます。

ここには子どもの感性だけがあります。
同時代に生きた詩人、北原白秋や三木露風の童心に影響を受けたのかもしれません。

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