しんじはおじいちゃんと、夜の森へ来ました。
とうさん、かあさんを事故で亡くしてから、しんじは心を閉ざしたまま、ものを言わない子になっていました。
そんなしんじに、福をもたらすふくふくろうを見せてやろうと、おじいちゃんは連れてきたのです。
ふくろうの生い立ちについて、おじいちゃんが静かに語ります。
おじいちゃんの、深い愛情がしんみり伝わってきます。
きっと、しんじは大丈夫!
優しいおじいちゃんと、天国のとうさん、かあさんに見守られて
、ふくろうのぼうやのように、成長していくことでしょう!
秋山巌さんの描くふくろうの絵も迫力があり、静かなお話に「動」をもたらします。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳)
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