貧乏でも動物たちと幸せに暮らしていたペニーさんでしたが、ある日、動物たちがおとなりさんの畑を荒らしてしまいます。怒ったおとなりさんから損害賠償の要求をされ、困り果てるペニーさんを救おうと動物たちは…。「生まれながらのストーリーテラー」と称された、絵本作家エッツのデビュー作。
とても長いです。
でも時間のあるときぜひ読んでほしい。
いいお話です。”家族愛”とか”恩返し”のお話といえばそうさのですが、まったく説教くささや、道徳くささを感じません。
素直に、笑えて、温かくて、爽快で、最後には、家族っていいな、本当によかったね。と思えるのです。
赤いカバーに、モノトーンのおじさんが一人、インパクトのある表紙に、これがペニーさんです。とあります。
訳が分らないけど強く惹かれて、図書館でジャケ借り、文の量に驚いたけど、読んでみると、おもしろいおもしろい。
一時期『一番好きな絵本は?』と聞かれると、ペニーさんとこたえていました。
子どもたちにも読みました。長いけど聞いてくれると思います。
おすすめです。 (ピンピンさん 50代・その他の方 )
|