世界の子供たちが強く、優しい人に育ってもらいたい。 枯れそうになってしまった桜の古木を、冬の寒さと雪からまもり、ついに空一杯に花をさかせた、いのちと愛を学ぶ物語。
こどもが2才で、内容が、少し早いかなと思いましたが、どのページも、色彩がとても鮮やかで、私が読み聞かせている間、こどもは夢中で見ていました。
戦争で、お父さんを失った兄弟が、桜の木を通して、大きく成長していく姿は、今の時代だからこそ、とても大切なことだと感じました。
また、ラストの満開のさくらは、美しく感動的で、未来に向かって、力強い一歩を踏み出した兄弟から、勇気をもらえました。
こどもが、もう少し大きくなり、困難にぶつかったときに、手にとって読める一冊だと思います。 (ミユミユママさん 30代・ママ )
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