天の落下を防いだはりねずみの子どもの冒険!
天の丸天井を支えている釘がゆるんで、天が落ちてくる! 誰かが釘を打ちに行かなくては。そこで名乗り出たのは、ひいひいじいさまの形見のハンマーをさずかった小さなはりねずみのはりっこだった。七つの谷と山を越え、北山にたどりついたはりっこは火をふく蛇と闘って打ち負かし、天へ続くはしごをのぼる。ようやくてっぺんにたどりついた小さなはりっこは、ハンマーで、懸命にゆるんでいた釘を天にうちこむ。とびあがり、はねあがりながらついに釘を打ち込んだはりっこは森の仲間のもとへ無事帰り着いた。
むかしむかしのおはなし
親を亡くした はりねずみの はりっこは くまばあちゃんに育てられた
ある晩 怖ろしい音がひびき 揺れ動き 動物たちは恐れた
天のくぎが動き落ちたら大変なことに!
はりっこは 自分からてんのくぎを打ちに行くと
くまばあちゃんは 小さなハンマーを渡して・・北山のはしごを上り ハンマーを七つ打てと教えた
そこには 怖ろしいへびがいて 戦わなければならない!
勇気のあるはりっこは「くまじいさん どうかちからをかしてください!」と祈り
とうとう てんのくぎを 七つ打ったのです!
丸天井のくぎを直したのです はりっこの勇気は みんなを救ったのです
ドラマを見ているような 絵本でした!!
勇者はりっこ ばんざい!
(にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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