ポンコちゃんがポンコポンコと歩いていくと、鉄橋、飛行機、山までもが、「なんだかあるきたいんだよねえ」と歩きだします。心がどんどん開放されていく絵本です。
2歳になった息子は気が向かないと歩きません。
しかも下の子を抱っこしている時は必ず抱っこかおんぶをせがんできます。
そんな息子にいつも思うこと、『あるけ、あるけ』。
まさに自分の心境に一致していたので手に取った1冊です。
みんな、足が生えてポンコポンコと歩く姿は滑稽。
現実にはありえない世界ですが、息子には『わあ、てっきょうも歩いてるよ!電車さんも!!』とことさら強調して歩く姿を褒めてみました。
息子は、ムムム、と言った表情で聞いておりました。
楽しそうな感じではないのに、最後までお膝でお話を聞いてくれた、やはり長新太さんの世界って子供を引き付ける魅力があるんだなあと再認識した1冊です。 (アマアマ47さん 40代・ママ )
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