お母さんにたのまれ、ぼくはきいちごをつみに森へ出かけた。ぼくがちょっと横を向いていたら、葉っぱが消え、バッタが消え、どんぐりが消え……。食べたのはいったい誰だ?「食べたの、きみ?」「しらない しらない」という、動物たちとのユーモラスなやりとりが魅力。力強く簡潔なストーリーと白地を生かした繊細な絵で描く、楽しい絵本です。
4歳長女に読みました。「ちょっとよこをむいてきいちごを食べていたら…」カエルの隣にいたバッタがいない。でもカエルは「しらないしらない」でもカエルの口を見ると…。次にリスさんに「どんぐりたべたのきみ?」と聞くと「しらないしらない」でもリスさんの口を見ると…。とっても面白い繰り返しです。2歳の次女も「しらないしらない」と真似していました。楽しい1冊です。 (きーちゃんママさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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