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楽しい動物園のはずなのに、どの動物たちもなんだか怒っているみたい……。圧倒的な描写力で描かれるシュールでおかしな家族の一日。国際アンデルセン賞受賞作家の代表作絵本。
小学校でお話会とかをバリバリやってる、高校時代の友人にすすめられた絵本です。(残念ながらPCをさわれないので、当分ここへはこれないようです。)
表紙の絵を見て、わあ、絶対私が選びそうもない絵本だわ〜と思ってしまうくらい、好みが違うかも?!
でもさすが、小学生の長男にも長女にも、3才の次女にでさえ大ウケで、何度も読むはめに・・・。
どこにでもいそうな家族が、動物園に行くだけのストーリーなのですが、見所がいっぱい。
友人が訳者の講演を聞いたらしく、裏話を教えてくれました。トラが行ったり来たりしているように見せるために、トラの影を反対向きに描いてるんですって!どこどこ?とさんざん探してやっと見つけた時はうれしかったですよ〜♪
オラウータンを見てる客をひとりひとり見ていったら・・・?(これは我が子たちが、自分で発見しました。)
他にも何かあるはずだ!と、ページをさかのぼり、ここにも、あそこにも・・・と発見の喜びがありました。
ただし、私自身の好きな絵ではないこと、さぶくなるようなだじゃれを連発するお父さんをはじめ、この家族に魅力を感じないこと(そこがいいのかもしれないけど・・・)から、四つ星どまりにしておきます。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子10歳、女の子8歳、女の子3歳)
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