
のり子は弟のたくと二人っきりでおつかいに行くことになりました。バスの中では、松葉づえのおにいさんに席をゆずって断わられたり、お届けもののりんごがリュックからころげ落ちてしまったり。のり子の目からは今にも涙がこぼれそうです…。

姉弟でバスに乗っておばさんのところまでおつかいに。
普通のよくあるお話だなぁ〜、なんて軽い気持ちで読み始めたら
バスの中の日常がリアルに描かれていて
お姉ちゃんの心臓のドキドキする音が聞こえてくるような気がしました。
うちはまだ兄弟で遠くにおつかいの経験ありませんが、
この本のようにできるのだろうか…。
この姉弟のお母さん、勇気があるなぁと本気で思いました。 (かがやきさん 40代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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