
なつなつなつ…何度もくり返し言ってみると…? あ、「つな」に変わった! せみ→みせ、かい→いか、などなど、2文字の言葉で、くり返し唱えると、全く違う意味の言葉に変化するものばかりを集めた、不思議な言葉遊び絵本です。子どもと一緒に声に出して読んでみると、きっと、もっと楽しいはず。そして斬新な手法が魅力の作者の野坂さん、今回は多彩な紙を使った紙版画に挑戦してくださいました。

言葉遊びの本です。
1回2回読んだだけでは、なかなかうまく読めず、練習が必要。読み手に技術のいる本だと思いました。
子どももはじめは意表をつかれたような感じで、黙って聞いていましたが、だんだん意味が分かってくると、真似して声に出していってみたり、何かほかのものもできないかと言葉を探したり考えたりしていました。
ひとつひとつの言葉遊びとしてもおもしろいし、全体としても、ある夏の海での1日の出来事として、なんとなく統一されていました。 (レースさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子5歳)
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