誤解が解けて、いっしょに暮らせたら・・・ この作者の独特な雰囲気の絵がけっこう好きです。
森に住むモンスターとプチファン(男の子)は仲のよいともだちでした。 ある日モンスターは、王様の命令で、たいしょうやへいたいたちに、いけどりにされてしまいます。 プチファンに助けられたモンスターは、うれしくて大粒の涙を流し・・・?
ストーリー的には、わりとよくある話みたいだなと感じました。 (似たようなお話で、名作と言えば「エルマーと十六ぴきのりゅう」がありますものね!) 何にも悪いことをしてない優しいモンスターなのに、つかまえて殺してしまおうという人間の身勝手さ・・・うまく言えないけど、涙で何もかも流れてしまい、モンスターとプチファンは森へ帰るラストシーンが少し物足りない気がするのは私だけでしょうか? 人間とモンスターが仲良く暮らせる平和を、せめて絵本の世界の中だけでも味わうのは、ぜいたくな望みでしょうか? ( ぼのさん 30代・新潟県中頸城郡 男9歳、女7歳、女2歳 )
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