感動の涙……あなたは青おにになれるか? 赤鬼は、人間たちと仲良くしたいと願い、家の前に「どなたでもおいでください」という立て札を立てますが誰も来ません。仲間の青鬼のおかげで、人間たちと仲良くなれたのですが…。浜田広介氏がちいさな子どもたちのために書いた、文章量の少ない「ないたあかおに」にもとづいて編集した、3歳からのお子様向けの絵本です。
赤鬼は、人間たちと仲間になって、仲良く暮らしたいと思いました。家の前に「どなたでもおいでください」という立て札を立てますが誰も来ません。仲間の青鬼のおかげで、人間たちと友だちになれたのですが…。赤鬼に対する青鬼の思いやりの気持ちはとても素晴らしいものですが、本当にこれで良かったのかな?と少し心が寂しくなりました。ただ何かを得るためには何かを失うこと、大切な誰かのために自分自身を犠牲にしても惜しくないと思える人に出会う時がいずれ訪れるでしょう。この絵本のように、これから子どもたちは自分とは違う価値観を持った人と出会い、多くのことを学んでいってくれると思います。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子3歳)
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